MAツールを調べてみよう!【List Finder・SHANON・Pardot編】
皆様こんにちは!
MA初心者(なおかつ業界初心者)の『はな』です。
4回目の配信です。
Eloqua、Marketoに続き、今回もBtoB向けのMAツールを調べていきたいと思います。
私のように、
「そもそもMAって何?」
というところから入った方の参考になれば嬉しいです!
◆国産のMAツールも調べてみよう!
今回もBtoB向けのMAツールをいくつかご紹介したいと思います。
まず1つ目は、前回のEloquaとMarketoとは異なる、
国産のMAツールを調べていきたいと思います。
◆「List Finder」って?
1つ目は「List Finder」です。国産のMAツールで、
イノベーション社が提供しており、導入実績は1,000社以上です。
List Finderの魅力は、月額3万円からという低コストで始められる点です。
また、操作画面もシンプルで使い易く、専門的知識が無くても簡単に始められますし、
機能としても、最低限必要なセミナー管理機能やメールの配信機能等が
備わっているので安心です。
予算を割けない、でもMAツールに触れたい、という中小企業に向いていますね。
(その証拠に、中小企業の導入のシェアはトップを誇っています。)
一方でデメリットは、リードの数が多いケースや、
複雑あるいは高度な分析機能を必要とするケースにはあまり向かない点です。
◆「SHANON MARKETING PLATFORM」って?
次に2つ目の「SHANON MARKETING PLATFORM(以下、SHANON)」ですが、
こちらも国産のマーケティングプラットフォームです。
元々、展示会やイベント等の受付管理システムの開発に強みを持っていた
シャノン社によるツールなので、そうしたオフラインマーケティング活動の
管理を得意としています。
導入実績は900社以上ですが、何より、導入企業の継続利用率が99%に
上る点に驚かされます。(ちなみに、7年連続で統合型マーケティング支援市場に
おいてシェア1位となっています。)
SHANONの魅力は、リピート率の高さを支えるきめ細やかなサポートと、
イベントごとの単発での利用も可能な点がまず挙げられます。
「MAツールを試しに使ってみようかな?」という企業に向きそうですね。
また、オフラインマーケティング活動の管理を得意としている事もあり、
展示会等のイベント運営にかかる間接的なコストを5割も削減した事例もあるので、
リード獲得がイベント中心の企業に向いているMAツールと言えそうですね。
一方でデメリットは、分析や解析の機能が無い点です。
検証をするには、SHANONと提携をしているTableau等の
データ分析ツールを導入する必要があります。
◆「Salesforce Pardot」って?
最後に3つ目の「Salesforce Pardot(以下、Pardot)」は、その名の通り、
Salesforce社が提供するMAツールです。(こちらは国産ツールではありません。)
Pardotの魅力は、リードの獲得から成約に至るまでのプロセスを強力に
バックアップしてくれる点です。例えば、どういったメールが効果的だったか、
どのページが売上に寄与したか割り出し、効果的なキャンペーンをおこなえます。
また、Salesforce社のSFA(営業支援システム)を導入済みの企業にとっては、
Pardotの導入も簡単で連携もスムーズですし、Salesforce社のSFAとの連携により、
自社Webサイトのリードの訪問や、メールの開封状況等がタイムリーに
こちらに通知される点も魅力です。
一方でデメリットは、スコアリング機能と分析機能が弱い点です。
ちなみに、今まではPardotが日本語対応をしていない点もデメリットでしたが、
それに関しては、昨年に日本語化が実施され解消されています。
◆おわりに
ここまでで2回にわたりMAツールについて記述してきましたが、
参考になりましたでしょうか?
各ツールの特徴を把握して、MAツール選定の参考にして下さいね。
次回は、MAの重要な機能の1つ、スコアリングを紹介していきたいと思います。